はじめに

フリーランスのグラフィックデザイナーとして活動を始めたが、蓋を空けてみたらなかなか仕事の依頼が来ない。仕事が来たと思っても、単価の安い仕事ばかり。

・友人経由で案件を受けたが、「お友達価格でお願い」と言われてしまった…
・制作会社から「もう少し値下げしてもらえませんか?」と言われた…

いつも安く買い叩かれて、もううんざりしてしまった…、そのように感じている方も多いのではないでしょうか。

しっかりした統計はないものの、フリーランスのグラフィックデザイナーでは、月収20万円以下の人はかなり多いと聞きます。

自分の感覚では、月収10万円前後のフリーランスのグラフィックデザイナーも多い印象です。

一方で、なかには月収30万円以上を安定的に稼ぎ続けているフリーのグラフィックデザイナーもいます。

月収30万円以上安定的に稼ぐグラフィックデザイナーと、生活が苦しいほど安く買い叩かれるグラフィックデザイナー、その大きな違いは何なのでしょうか。

90%以上のグラフィックデザイナーが奴隷的に安く買い叩かれる現実

驚くほど安く買い叩かれるグラフィックデザイナーは、とても多いのが現状です。

これはグラフィックデザイナーに限らず、webデザイナーやコピーライターなど、いわゆるクリエイター系の仕事をしている人の大きな問題のひとつです。

本当に制作会社や広告代理店は、驚くほど安い価格で発注します。

びっくりしてしまう例だと、チラシA4両面7,000円…

さすがに、ここまでひどくなくても、そういった例は本当にたくさんあります。

それこそ、「友達価格でお願い」「もう少し安くしてもらえませんか」という、クレクレ星人みたいな人は本当に多いです。

そういった実情に怒りがこみ上げるところですが、これが現実です。

そして、残酷なことに、この現実はこれからもずっと続くでしょう。

90%以上の大半のグラフィックデザイナーは、これからも「活かさず殺さず」の奴隷的下請けとして扱われる。

時代の流れから考えて、これは間違いないと思われます。

しかし、ごく一部ですが冒頭で書いたように、安定的な収入を継続して得ているグラフィックデザイナーがいるのも事実です。

ごく一部でありながら、実は奴隷的な下請けから脱却することは、さほど難しいことではありません。

ただ単に、90%以上の人がグラフィックデザイナーとして本質的に重要なことを知らなかっただけのことです。

グラフィックデザインに求められることって?

90%以上のグラフィックデザイナーが奴隷的な下請けから抜け出せない原因についてお話します。

例えばチラシ制作を依頼してくる人は、グラフィックデザイナーに何を求めているでしょう?

「何を言ってるの?チラシを作って欲しいんでしょ!」

と思ったあなた。

残念ながら、それがあなたのグラフィックデザインが安く買い叩かれる原因です。

クライアントさんは、たしかにあなたにチラシ制作を依頼しました。

これは間違いようのない事実です。

しかし、それではクライアントさんは、何のためにチラシの制作を依頼したのでしょうか?

チラシを制作するということは、依頼する目的があるはずです。

それは、

「商品・サービスが売れること」
「商品・サービスを消費者に興味を持ってもらい、購入してもらうこと」

に尽きるのではないでしょうか。

つまり、ただチラシを制作するのではだめということです。

クライアントさんの売上に貢献できるチラシを作る必要があるということです。

もちろん、クライアントさんは忙しいことに加え、自分にはデザインできる自信がないから頼んでいるというのがあるかもしれません。

しかし、だからといってただチラシを制作するだけでは、クライアントさんの本当の目的を果たしていないのです。

それでは、単価を上げることは無理ですし、場合によってはクレームに繋がるかもしれません。

売れないグラフィックデザイナーの間違いだらけのデザイン

そうなると、売れないグラフィックデザイナーの間違った認識というのが浮き彫りになってきます。

グラフィックデザイナーに求められることは売れることです。

それでは売れるデザインとはどういうものでしょうか?

「かっこいい」とか「かわいい」とか「キレイ」とか、そういうビジュアル的なセンスだけでは、もはや対応できない時代です。

たしかにグラフィックデザインは、一瞬の見た目が勝負なので、アーティスティックなほうが有利と言えば有利です。

しかし、いくら「このチラシのデザイン、ステキ!」なんてことになっても、肝心の商品を欲しいと思ってもらわなければ、まったく意味がありません。

チラシやリーフレットそのものは商品ではありません。

チラシやリーフレットに掲載されているのが商品であり、売らないといけないものです。

いくらアーティスティックでも、商品の魅力がまったく伝わらない。

そんなチラシやリーフレットは驚くほど見てきました。

本当にもったいないことです。

「売れるデザイン」を実現するグラフィックデザイナーとは?

リピートや紹介をしてもらえる売れっ子フリーランスが必ずやっていることとは?

逆に言うと、「商品が売れるデザイン」を実現できるグラフィックデザイナーが出世するということになります。

これを理解しない限り、おそらく月収30万円以上を安定して稼ぎ出すことは無理でしょう。

私も、「売れるデザイン」を作ろうとしないグラフィックデザイナーとは仕事をしたくないのが本音です。

まず、「売れないデザイン」を作ってしまうグラフィックデザイナーの特徴について書きたいと思います。

一例として、何と言っても「売れないデザイン」を連発するグラフィックデザイナーは、コピーライティングの理解がありません。

商品の魅力を消費者に届けるには、文章の力がとても重要なんです。

チラシやリーフレットでも、文章を担当するコピーライターが存在します。

彼らは、商品の魅力、つまり消費者がその商品でどんな未来を得られるのかを伝えようとして文章を書いています。

「売れないデザイン」をしてしまうグラフィックデザイナーが、コピーライターが一生懸命書いた文章をどうするかと言うと…

・なぜかキャッチコピーの一部をごっそりと消してしまう
・強調したいところなのに、フォントを小さくされてしまった
・灰色とか、文章を読みづらい色になってしまっている
・勝手に文章の順番を変えてしまう

つまり、コピーライターが一生懸命書いた文章を理解もしないで、デザイン性だけを見て、平気で直してしまうのです。

良かれと思って、このようにしているグラフィックデザイナーは要注意です。

自分では最高のデザインにしたつもりが、じつは商品の魅力を伝えきれない「売れないデザイン」にしてしまうのです。

このように、コピーライティングを活かせる力が、いまのグラフィックデザイナーには不可欠です。

特に、競合の多い業界では、この傾向は非常に強いでしょう。

「売れるデザイン」を制作し、少なくとも月収30万円以上を売り上げているグラフィックデザイナーの多くは、この壁をクリアしています。

少なくとも、絶対に消してはいけない文章を消したりはしません。

コピーライティングを活かせるデザインをするということは、当然商品の魅力を知っておかなければいけません。

もちろん、コピーライターと同様マーケティングの知識も必要です。

もはや、クライアントにテンプレートを渡して「ここに入れたい文章を入れてください」では通用しません。

なので、グラフィックデザイナーもクライアントのヒアリングに応じる必要があります。

だから、月収30万円以上の壁を超えるには、コミュニケーション能力も必須だと思っていいでしょう。

ここで必要とされるコミュニケーション能力とは、相手の話を聞く力と質問力です。

別に口下手でも構わないのです。

クライアントに興味を持って接することが大事なのです。

もはや、部屋に籠もってPCと向き合っているだけでは、グラフィックデザイナーとして生き残るのは至難の業でしょう。

グラフィックデザイナーの営業方法

ということは、必然と月収30万円以上を目指すなら、グラフィックデザイナーの営業方法も変わってきます。

見込み客に「私はこういうデザインができます」と、自分の成果物だけを見せていないでしょうか。

月収30万円以上を安定して稼げるグラフィックデザイナーの必須条件は「売れるデザイン」です。

だとしたら、いくらあなたのデザインがステキであっても、成果物を見せるだけでは、クライアントは、

「ステキですね」
「わー、かわいい」

と口では言っても、高単価の仕事には繋がらないでしょう。

「売れるデザイン」でない限り、いくらステキなグラフィックデザインでも、価値のないものだからです。

ですので、クライアントに説明するときは、成果物を見せるだけではだめです。

「このチラシは、同じ業界の平均の100倍の反応率を出しました」

「このチラシで、450万円の契約を獲得できました」

「このチラシで、たった1ヶ月で売上が3倍になりました」

このような実績をクライアントに見せたほうが、クライアントの食いつきは断然良くなるでしょう。

しかも、このような実績を出せるということは、売れるための提案をしてくれるので、高単価の案件を得やすくなります。

もし、あなたがデザインを担当したクライアントのその後を聞いてなければ、その後売上や集客がどうなったか聞いてみると良いでしょう。

思わぬ成果を出しているクライアントがいるかもしれません。

まとめ

以上、月収30万円以上安定的に稼いでいるグラフィックデザイナーになるには、「売れるデザイン」が必要と書きました。

それでは、「売れるデザイン」を実現するためには、

・マーケティングとコピーライティングを理解して、デザインに活かすこと
・コミュニケーション能力を持つこと
・営業では成果物だけではなく実績も見せること

この3つを実践できるようになるだけで、月収30万円以上の壁を超えることは難しくないでしょう。

実際に、星の数ほどいるグラフィックデザイナーでも、「売れるデザイン」を実現できる人はほんの一握り。

絶対的に数が不足していますから、マーケティングとコピーを理解したグラフィックデザイナーのニーズは高いのです。

もしスキルアップを目指すなら、デザインのクオリティだけを求めるのは、もう限界かもしれません。

クライアントの利益を最大限に引き出せるデザイナーを目指していったほうが、将来的に生き残りことが可能でしょう。

稼いでいるグラフィックデザイナーの共通点は「売れる文章が書ける」ということ。

キレイなデザイン、カッコ良いデザイン、可愛いデザイン。
そんなの素人でも作れる時代ですよね。

フリーランスのグラフィックデザイナーが生き残るには、
「販売に繋がるデザイン」ができることが必須です。

「販売に繋がるデザイン」の本質は
「売れる文章」を書けるようになり、
その文章に合った世界観のデザインを施すということ。

あなたはどうでしょう?

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石井裕 セールスコピーライター

原子力技術者として企業に13年勤めた後、幼少期からの夢であるライターに転身。士業、コンサル、セラピストなどのプロモーションやオウンドメディアを多く手がける。県境好きな顔を持ち、「県境マニア」を出版。メディア出演も多数。