『駆け出しのフリーランスデザイナーが、いきなり月商150万稼いで分かった3つの教訓』を全3話にてお届けしています。
前回の第1話目では、月商150万を売り上げた時のリアルな状態や、会社勤めとフリーランスのデザイナーの立場の違いを明確にしながら、どんな課題が出てきたのかをインタビューさせていただきました。


さて、今回はいよいよ連載2話目をお届けしたいと思います。
第2話目では、さらに見えてきた課題の深堀や起業当初から取り組んでおくと良いこと、などをお伺いしていきたいと思います。

月商150万円を達成して見えてきた課題

インタビュワー
S

こんにちは。それでは今回もMさん、よろしくお願いします!

次回に引き続き、月商150万を達成することで新たに見えてきた課題をより具体的に教えてください。

Mさん
Mさん

はい、よろしくお願いします。

そうですね、まず、大きい課題の1つ目は、仲間が十分にいなかったことです。

前回お話しした会社勤めの時との違いでも軽く触れましたが、会社勤めの時には社内に同僚や先輩の存在が当然あると思うのですが、フリーランスとなるとそれを意識していないといけないですね。

インタビュワー
S

仲間ですか?

Mさん
Mさん

はい。1つの目安として売上が30万円を超えてきたら、たった一人で全てをこなしていくのが難しく感じるようになります。

一緒に働いてくれる仲間、いわゆるビジネスパートナーの存在の必要性を感じました。

当たり前のことですが、パートナーとの連携が十分に取れていないうちから受注をパンパンにすると、キャパシティに余裕がない状態がすぐに出来上がります。

この状態で例え月商100万を超えても、それを喜ぶ余裕もなければ、何ヶ月も同じ状態を続けていくこともできないですよね。

インタビュワー
S

なるほど、目安として売上30万程度を超えるようになった頃に、ビジネスパートナーの存在を意識するといいのですね。

Mさん
Mさん

そうですね。だけど、売上30万を超え始めたら…というのはタイミングとしては若干遅いように思います。

起業初期と呼ばれる時期に、パートナーや、下請けさんは必要ない…と考えている人が多いように見受けられます。

ですが、全てを自力でこなしていくこと、さらにその状況で売上を伸ばすことは非常に難しいです。そのため初期の頃から、先を想定してビジネスパートナーとなりうる人を見つけておくべきだと感じます。

仕事量が膨れ上がった時には、ある程度関係性が出来上がっているパートナーがいるのが理想ですね。お互いの仕事内容、人となりを理解するにはそれなりに時間がかかりますから。

人と人との繋がりは、忙しくなってからいざ探して1日や2日でできるものではないと思うので、尚更ですね。

また、『いかに自分の仕事を減らすか、が重要』という言葉をよく聞きます。

私も、起業初期はまだよくわかっていなかったのですが、これは個人事業主として成功するためには必須のタスクだと痛感しています。
経営する側がタスクでパンパンになると、結局長い目で見た時に良い状態とは言えないですよね。

他力が使えること、または物事によっては、自分でこなすよりも他力を使った方が効率の良いことがあります。それを普段から意識して、作業を切り離す、ということをくせにしているといいと思いました。例えば、事務的なことなどは早い段階から得意な人に任せる、など。

そして、まだ全てを自分でこなせる制作作業量の時期から、一緒に働きたいと思えるデザイナーさんと日頃からコンタクトをとり、デザインのセンスが合うな、と思うデザイナーさんに目星をつけておくだけでも、いざという時に差が出ると思います。

会社勤めだといいのですが個人事業主になった途端、同業者が周りにいない!という状況にある人は少なくないと思います。

一緒に仕事をすることにならなくても、信頼できる同業者の存在は、とても心強いものです。

インタビュワー
S

一緒にビジネスに関わってくれる仲間ももつ、というのは確かに大切ですね。
Mさんは具体的にどうやって仲間を見つけられたのですか?

Mさん
Mさん

私も起業した当初は、同業者の知り合いが全くいませんでした。同業者どころか“起業している方”というのが周りにはいなくて・・・!!(笑)

私の場合、起業当初は同業者の存在はあまり必要と感じていなかったので、まず職種を限定せずに起業している方と知り合うことを意識しました。

デザイナーという職業上も、ビジネスをしている方と知り合うのは必須ですしね。

起業仲間とは、起業家の集まるオンラインコミュニティや、お茶会への参加、またSNSで直接やりとりをするようになって…というパターンが多かったです。

たくさんの方にお会いする中で仕事内容が近い方に出会うことがあります。また事務管理の方など、将来的に一緒に仕事をしたいと思う方と巡り会ったりします。

といっても、私はお茶会などがあまり得意ではないので、顔を出す機会は少ないので参加する何か目的を持って、それを意識しながら参加することを大切にしています。

ただ単に「仲間」をつくりに行くわけではなく、出会う人がお客様になるとしたら何が必要か、または、ビジネスを一緒にするとしたらどうか、などを意識しておくことが重要だと思います。

目的や意識せずに参加してたら、ただの遊びになってしまうこともあるかと思うので、注意は必要ですね。。

そうやって起業仲間や、見込み客となる方にはすぐに出会うことができました。

会社勤めだといいのですが個人事業主になった途端、同業者が周りにいない!という状況にある人は少なくないと思います。

それでもデザイナーの方と出会えることは、なかなかなくて。
同業者の存在が必要だと感じ始めたのは、仕事量が自分のキャパを超え始めた時。他の同業の方がどんな働き方をしているのか、実際のお客様とのやりとりやノウハウを学び、もっと効率的にできないものかと思っていました。また、受注できる案件数を増やすために、下請けをしてくださる方を意識して探すようになりました。

同業の方と出会うための手っ取り早い方法として、ある方が開催されていたグラフィックデザイナーのためのコンサルティングに参加することにしました。

コンサルはもちろんなのですが、このような機会に参加する最大のメリットとしては、様々な立場の同業者と出会うことができるということです。

自分と同じ悩みを抱えている方、スキルはあるが集客がうまくいかずに、もっと仕事量を増やしたいと思っている方、または仕事を他にふりたいと思っている方、そしてすでに成功しているデザイナー。様々な方と知り合うことができたのが、本当によかったと思います。
また一口にデザイナーといっても、ジャンルは様々。それがまた勉強になります。

そこからまた1つ幅が広がりましたね。

インタビュワー
S

なるほど、すでにあるコミュニティに参加することは確実に出会える1つの方法ですよね。とても順調にお仲間を見つけられたのですね。

Mさん
Mさん

順調と言えるかどうかは分かりませんが。
もっと早い段階で出会っていればよかったと思ったこともありますし、もちろん中には仕事をしてみて合わなかった方もいます。
けれど、毎日生活や仕事をしているだけで、たくさんの人と出会うことがあると思います。その中で常にアンテナを張っておくのは重要ではないでしょうか。

どんな人と一緒に働きたいのか、どんな人との出会いを大切にするべきか、そんなことを少し意識するだけでも違いがあると思いますよ。

インタビュワー
S

なるほど、お客様となる方との出会いだけでなく、仲間やビジネスパートナーの存在を普段から意識しておくこと。大切ですね!

Mさん
Mさん

そうですね。

インタビュワー
S

仲間やビジネスパートナーを味方につける、その他に、何か見えてきた課題などありますか?

Mさん
Mさん

そうですね、今見えている課題としては、タスク管理、スケジュール管理、人とのコミュニケーション、マネジメント能力、お客さんに対するフォロー、気が効く効かない、などが大部分です。

これって、デザイナーという職種には関係ないことばかりです。当たり前のことですが、今まで売上たことのない数字の売上をつくろうと思った時には、様々な能力が必要だと感じます。

インタビュワー
S

なるほど、ただデザインのスキルがあるというだけでなく、様々な能力が必要になってくるのですね

Mさん
Mさん

ですね!実際にデザインのスキルは、ビジネスが成功するかどうかを左右する一番大きな問題ではないということです。

インタビュワー
S

それは興味深いお話です!

Mさん
Mさん

駆け出しの頃は、実績やデザインのスキルとか、そういうことばかりが気になっていました。一定の売上を超えないのは、そこに問題があるせいだし、そんな自分は起業して大きく成功するのは難しいと思い混んでいました。

だけど、蓋を開けてみると、実績やスキルはほんの一部でしかなく、ビジネスをしていく上で、そんなに重要ではないことを実感しました。

インタビュワー
S

具体的にどんなスキルが必要だと思いますか?

Mさん
Mさん

先ほどあげた、タスク管理・スケジュール管理は必須、マネジメントやビジネスセンス、コミュニケーション能力、人柄やマインドなど、本当に様々な要素があります。

ただ、その全てを兼備えている人なんていないですよね。
必要な能力が自分に足りないと感じた時に、どうするか、ということではないでしょうか。

自分で賄えないとなった時こそ、他力です!(笑)
苦手な箇所は得意な人に頼む、というのが一番確実で早い方法だと思うんです。全部自分で習得している時間は正直もったいない。ただ、やはりここでも「依頼できる人」と常日頃から繋がっておく必要があると言えます。

インタビュワー
S

デザイナーという専門性と同時に、仕事をする上で必要となる基礎能力が、より大切になってくるのですね

Mさん
Mさん

はい、まさにそうですね。デザイナーは専門知識を持って、クライアントの要望に答えていかなくてなりません。が、専門性だけでは、十分に稼ぐことは難しいということです

インタビュワー
S

その他に、何か知っておいた方が良いことなどありますか?

Mさん
Mさん

簡素化できることを簡素化しておく、というのは仕事量が増えた時に差が出てくると思います。

例えば・・・デザイン制作の面ではテンプレートを使ったり、様々な書類や文章のフォーマットを作成しておく、など。

作業を簡素化できる箇所は、迷わず簡素化する。作業量を減らすということは、デザイナーに限らずどの仕事でも重要だと思います。この簡素化する、ということを普段から意識して繰り返し見直す、そして実行する。

この作業を実行しているとタスク量が急激に増えた際に大きな差がつくと思います

インタビュワー
S

なるほど、この職業は時給との戦いだ、なんて言われますしね。時間をかけるべきところと、簡素化するところのメリハリが必要そうですね。

Mさん
Mさん

そうですね、あと肝心な考え方は、お祭り的な稼ぎ方ではなんの意味もない、ということですね。

1回だけ月商100万円を越えようと思えば、若干無理をしたら達成できると思います(笑)ただ、この売上が次に繋がるような仕事をしているか、というのが重要ですね。

だからこそ、戦略なし・目標なしに売上100万円を目指す!!というのではなく、どのように事業を組み立てていきたいか、働く仲間はいるのか、一生付き合いと思うお客様に恵まれているのか、など、総合的に大きくしていくのが良いと思います。でないと、体力的にも精神的にも疲労するだけで終わりますから(笑)

また、キャパシティを超え始めると一時的にミスが多くなるということを聞いたことがあります。いつも丁寧な仕事を心がけていますし、そんなに仕事でミスをする方ではない…と自惚れもありました。
ですが、明らかにキャパシティを超えているな、と思い始めたタイミングから、実際今までしなかったようなミスが増えた時期がありました。

ダブルブッキングや、納期の勘違い、制作の漏れ・・・普段だと信じられないミスです

インタビュワー
S

100万円を達成しても、それが目的なのか通過点なのかで、全く違いますね。

月商100万!というのは1つの目安としてわかりやすいので、ついつい目標にしがちですが、多少自分の状況を慎重に把握する能力も必要なようですね

Mさん
Mさん

そうですね、でも慎重になりすぎるのもどうなのかな、という面はあります。

確かにしっかりとしたビジネスモデルがあり、継続的に高額な売上をつくっていくことは目標であり、大切なことだと思います。
しかし、もがきながら達成した月商100万円だからこそ、学べたこと、見えてきたことがあったと感じます。

慎重になりすぎて前に進めないくらいなら、一度がむしゃらでもいいので100万稼ぐという体験をしてみるのも良いのではないかと思いますよ。

インタビュワー
S

本日は貴重なお話ありがとうございました!

Mさん
Mさん

こちらこそ、ありがとうございました!

100万を超えるにも次に繋がる稼ぎ方と、その場しのぎのお祭り騒ぎ的な稼ぎ方があるのだと学びました。


「100万円を稼ぐこと」というよりも「100万をつくりだす方法」にフォーカスするべきではないでしょうか。


そして、まずやってみること。方法や形式ばかりにとらわれて行動しないのは何よりももったいないから。


月商100万を超えた世界をみた者にしか分からない世界がそこにはあるのだろう。失敗ですよ、戦略なしに100万稼いだら。


そう笑うMさんの瞳の奥には、次へと繋げる固い意思と、まるで子どものようなワクワクした笑顔とイキイキとした表情が垣間見れた。

稼いでいるグラフィックデザイナーの共通点は「売れる文章が書ける」ということ。

キレイなデザイン、カッコ良いデザイン、可愛いデザイン。
そんなの素人でも作れる時代ですよね。

フリーランスのグラフィックデザイナーが生き残るには、
「販売に繋がるデザイン」ができることが必須です。

「販売に繋がるデザイン」の本質は
「売れる文章」を書けるようになり、
その文章に合った世界観のデザインを施すということ。

あなたはどうでしょう?

もしあなたが、
「デザイン単価を上げたいけど、
どうやって付加価値を付けたら良いかわからない
とお悩みでしたら、こちらをご覧くださいね!

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